やさしいハワイのブログ

ゆるめのハワイ情報と、子育て、コーチング&心理学、アートの話など織り交ぜて書いてます♪

ストレングススイッチ11月の読書会をしました〜(1)

はい!

リーウォーターズ著「ストレングス・スイッチ」11月の読書会、やりました〜〜!

ストレングス・スイッチ 子どもの「強み」を伸ばすポジティブ心理学

ストレングス・スイッチ 子どもの「強み」を伸ばすポジティブ心理学

  • 作者:リー・ウォーターズ
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2018/09/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

やってから一週間以上空いちゃった...

ちょっとDESCのヒント探しに気を取られ過ぎました。笑

 

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今回の読書会のハイライトは、何と言っても、転校生の登場。笑

 

今までオンラインサロンの仲間6人でやってたのですが、

既存メンバーからのリコメン、そしてその方はサロンのみんながお慕いしているメンバーということで、仲間が増えました〜パチパチ。

 

えっと、そのあとは恒例の、「長めの」近況シェアですね。笑

転校生紹介もあったから、なんか最初の45分くらい、本題入ってない気がする..

 

でも、今回気づいたけど、これ、やっぱり良いんですよ〜

読書会のメンバーはみんな、ポジティブ心理学メガネをかけて暮らしてます。だから、どんな良いことも、悪いことも、失敗も成功も、なんならどうでもいい内容の話も、ポジティブ心理学的な切り口で見ることができるんだな、と。

 

何かいいことあってシェアしてくれた人には、さりげなく他の人から「なんでそれができたと思いますか?」と成功の責任追及が入ります。進行役がもういらない、本当。

(成功の責任追及:うまくいったことに対する自分の寄与に目を向ける。ネガティブバイアスに打ち勝つ。成功の再現性を高める、などメリット有り)

 

ある方は、ご主人との喧嘩の話。

いつもの負のスパイラルに落ちそうになったけど、丁寧に自分の心を表してみた。しなやかマインドセットを意識した。相手の良いところにも言及した。すると、途中で「気持ちが切りかえられた」感覚があった。これが強みスイッチ?

普段、公園で隣にいたお母さんと、「昨日夫と喧嘩しちゃってさ」みたいな話から、こんな内容にはいかないですよね。いや、そんな風に「しなやかマインドセット」とか公園での会話に使える日がきたら嬉しいですけど。本当に、一緒に学ぶ仲間の存在ってすごいなぁ。

 

ある方は、日本で行われた講座に参加しての感想。

子供とメディアの付き合い方の講座を聞いてきた。ジェネレーションZとSNSの関係など。SNSは良い面も多い一方で他人との比較の機会も多い。他と一緒じゃないとダメみたいな気持ちになりやすいけど、本来子供一人一人ニーズは違う。「あなたは何が必要?」というスタンス、ある意味「愛の言語」みたいな部分を意識する必要があるな感じた。ジェネレーションZのリアル経験の少なさと親の先回り・リスク排除傾向など考えさせられた。

これもまた、興味関心が皆同じエリアにあるから、この話が刺さるんですよね...みんな大好き、あり先生のリアル講座。遠隔地メンバーはありがたく感想を聞かせていただきました...

 

 あ、愛の言語ってこれです。

愛を伝える5つの方法

愛を伝える5つの方法

 

 

 

 

はい。全員書いてたらまた終わらないので、ここらで止めますね笑

 

本題に入って、前半はストレングススイッチ第5章

「注意力を鍛える、小さな喜びを味わう、感謝する、有効に怠ける」

 

四つ、ぱっと見バラバラですやん。それぞれどう強みと絡んでくるのよ...

もう、見出しからして、脳が混雑〜 しなやかマインドセットでのぞむぞ〜

 

事前課題は

①「強み」という視点でなるほどと思ったところを考える。

②自分が育児に活かしてみたいと思ったところを考える。

③余裕があれば、強みエクササイズ18(P242)「学校はどうだった?」の代わりに「今日はどんな強み使った?」をやってみる。

 

順番前後しますが、この③課題は結構難しかったみたいです(ごめんなさい!)

 

うちも、なんとなくこれで良いのかな?ほうほう、と思えるやりとりになるまでに少しトライアル&エラーが必要でした。お子さんの年齢にもよりますが、まだ「自分の強みは●である」という視点を持ってなかったりするようです。

 

それに、強みが「こちこちマインドセット」的に認識されている場合も。

 

うちの息子(10歳)も、「ねえ、強みってどういうことだと思う?」と聞いて「え、頭がいいこと?」って答えが帰ってきて、我が子ながらすごい萎えたことがあります(ヒョエー かあさん張り切ってポジティブ心理育児にトライしてるのに、ブルータスお前もか!w)

 

娘の方は自分は優しい、親切、と思っているので、今日困っている人にどういう風に声かけてあげたとか、教えてくれたりしたけど!

 

ま、「自分や他人の強みってなんだ?」という話を、

もうちょっと頻繁に出してみたり、

子供目線の具体例でわかりやすくしてあげたり、が必要だなと思いました。

でも、家族の強みにスポットを当てた会話ができるようになれたら、

それは本当素晴らしいと思います〜

  

このパートで出てきたコメントとしては、

 

脳の発達上、「注意力」のピークは思春期という説に驚きました!大学前後の息子たちを見ていて今が一番活性化していると思っていたので!

(P164より引用「思春期をピークに注意力は衰えるため、成人が集中力を保てる時間は10代の頃より短くなる」) 

 

とか、

 

観察の結果気づきましたが、息子がパワーレンジャーの歌を歌いながら30分以上歩き回っています。非常に高い集中が見られる。これは強みが隠れていると考えられなくもない?

 

とか、

 

自由形の注意」「方向性のある注意」って難しい。料理だと、例えばお客様がくるなどで、あれやこれや工夫したり、次はあれをやって、と考えながらやると「方向性のある注意」、作り慣れた料理をフンフンフン〜♪とやってる時は、「自由形の注意」ですね。という意味では、パズルも、難しいのをウンウン悩みながらやってる時は違うけど、フンフンフン〜とのめり込んで手を動かしてる時は自由形

 

とか、

 

「運転」も、初めて行く場所はこれでもかと意識を運転に向けているけど、走りなれた道、高速などずーっと同じ道を運転するときって、ちょっと「自由形」入ってない?考えがあちこちさまよって、とりとめのない考えやアイデアが出てきたり

(←ちょっとアブナイっ)

 

 

ゆるーく「三つの良いこと」(寝る前に、その日あったいいことを三つ書くエクササイズ)続けてます。なので、小さい喜びに気づく⇨あじわう⇨それを具体的にシェアして表現することが感謝、という説明は実感できます!

 

とか。

 

感謝の話も結構しましたね。

 

 

人に感謝する時、感謝している先が相手の強みであることがあると思います。

 

ありがとう、という時、具体的に何に感謝しているのか言うのはいいと思います。強みをフィードバックするような形で感謝を伝えるのがいいと思いました。

 

私、個人的にはこの章を読んで「感謝」を見直しました〜。

一番好きなポジティブ心理学のテーマは「しなやかマインドセットですけど、

感謝もいいなぁって思いました。

 

オンラインサロンで「3つのいいこと」の企画をやった時、毎日毎日、その日あった良いことに注意を向けて、二度味わって(喜びが、実際起こった時+寝る前、二度やってくるんですよね、そして翌朝もじんわり続いてます)、そして他の人のいいことにも一緒に共鳴して喜んでいたら、一週間後にはもう、「感謝」の気持ちしかなかったです。

 

生きてることにも、自分が置かれた状況にも、過去や現在、もうすべてに感謝。今、これを書いてるだけで涙出てきそう...体を輪切りにしたら「感謝感謝感謝感謝」って書いてあったと思います。

 

その時は、「へぇ、感謝って、こういう風に、内側からじわじわ湧いてくるんだなぁ」と思ってたんですが、本を読んで、

「いいことに注目する」⇨「味わう」⇨「感謝」はすごくつながりました。

体感として知ってる、って大きいですね。

 

本の中身について触れると、

感謝についてはP182ー184が素晴らしいです。

  1. 感謝はポジティブ感情をもたらす。
  2. 感謝は心身を落ち着かせる。
  3. 感謝は脳に「素晴らしいことに気づく」というパターンを作る(⇨おう!これが「感謝」と「強み発見」との関係ね)
  4. 感謝は絆をもたらし、協力を促す。(⇨強いコミュニティが築かれる)

 

進化論的説明もよかったです。

いろんな感情が果たす役割について書いてある部分。

私たちは、

  • 「恐れ」の感情があるから敵から逃げる
  • 「怒り」の感情があるから応戦する
  • 「好奇心」の感情があるから未知の世界に旅立つ
  • 「愛」の感情があるから、配偶者を見つけ子孫をもうけて繁栄する。

では「感謝」にはどんな役割があるかというと、

「血縁関係にもない者同士の間に、絆を作り出す」そうです。

 

で、例がいいです。以下P184から引用。

 

あなたと私がサバンナをぶらぶら歩いているとする。

自分が採取した食べ物を、あなたが私に差し出す。

あなたにそんな義務はない。

なぜなら、ふたりの間に血のつながりはないからだ。

そして、私が温かい感謝の気持ちを言葉か態度で表し、

その食べ物をふたりで分け合いたくなったならば...

(相互関係、あるいは恩返しと呼ばれる行為だ)

...そのやりとりは双方にポジティブな感情を育み

次もまた貴重な食べ物を分け合う可能性が高くなる。

そのような行為を繰り返せば繰り返すほど、

コミュニティはますます機能して、絆は深まる

 

まずい、また泣きそうだ。前世サバンナにいたのかな、私?

感謝の感情があったから、社会がこれまで機能してきたんですね!!

もう、感謝に感謝ですよ!!

 

という訳で、これが、前半!

(え!まだ前半!!??笑)

 

あと少しマインドフルネスを書いたら、終わりです!

 

また書きまーす!

 

マハロ!