コロナに関するハワイ州からのお達しと、コストコ騒動
とうとう、コロナ関係について書きます。
意識して書かないようにしてたんだけど、やっぱり、書きたくなっちゃいました。多分私自身も、心がサワサワしてるからだと思います。
まず、昨日は楽しい楽しい「異文化適応シェア会」の日でした。
異文化適応シェア会というのは、私の所属するオンラインサロン「Ari's Academia」のサークル活動の一つで、参加者はみんな、海外転勤、再帰国などの経験者。それぞれが通ってきた道を振り返り、経験や気づきをシェアすることで、またそれが誰かの学びにつながったり、今抱えている適応のプロセスを超えやすくなったりする、という目的があります。で、こう書くと硬いけど、話す内容はガハハ〜って笑う部分もいっぱい。とにかく楽しいサークルです。
Ari's Academiaにご興味ある方、こちらをどうぞ。
で、この会の最後にも「異文化ネタ」として話をしたんですが、昨日のハワイはちょっと大変だったんです。
というのも、州の保健局(Department of Health)が、コロナウィルスに関する情報のアップデートとともに、注意喚起を出して。
そこには「ハリケーンと同様の準備をして、臨んでください」と書いてありました。
で、ハリケーンって言ったら、もうこの島の人たちにとっては一大事。
過去には実際に大きな被害がありましたし、ただでさえインフラが脆弱なハワイ。ハリケーンなど、天候災害の際にはその脆さが全開になって、色んな機能が麻痺するんです。暴風雨→倒木や水道管破裂→道路が数週間閉鎖、とか。そして、島国で、色々なものを空輸に頼っているのも合わさって、「有事の際には、ものが手に入らないかもしれないし、どこにも行けないかもしれない」みたいな危機感がすごくあるんですね。
なので、一昨年のハリケーンの時も、それはもう、島じゅう大変なパニックになったのですが、今回も「ハリケーン並みに注意」という表現で来たものだから、みんな、大混乱!
先ほどの注意喚起、原文はこんな感じ。
Prepare a kit similar to those used during hurricane seasons. These should include a 14 day supply of food, water and other necessities.
「ハリケーンの季節と同様の準備、つまり14日分の食料と、水、その他の必要なものを確保してください」
でねー、これ見た時、私もちょっと心臓がバクバクしました。
普段から備蓄とか心がけてはいないので(←これがマズイ)、水とか紙類とか保存食とか、あまり持ってません。だから、やっぱり昨日はすごく心配になりました。
それで、先ほどの注意喚起を聞いたのが、夕方6時前だったのですが、それから、行きましたよ、近くのコストコに。とんでもないことになってるだろうなぁ...と思いながらも、明日行くよりはマシかも、という気持ちもあり、いざ店舗へ。
で、私が店舗についた頃は、ちょうど、まさにこれから人が増えてくる、っていう感じのタイミングでした。入店まではスムーズ。中は、やや混雑。なんとか、水やトイレットペーパー、生鮮食品、保存食品などを一通りピックアップ。レジの待ち時間は10分くらいで、買えました。
普通に、色々買うべきものもあったので、結局このくらいの量に。我が家にしては多いです。
水2ケース
トイレットペーパー 2ケース
除菌ワイプ2ケース
乾麺2ケース
インスタントうどん1ケース
その他、ツナの缶詰、ビタミン摂取のパウチ、ナッツ系の栄養バーとか...
あとは一応、スーパーが閉鎖とか困るので冷凍のお肉をたくさん買いました。
とりあえず、
炭水化物オッケー
タンパク質オッケー
ビタミンオッケー
みたいな、もう適当です。
でも、わからなかったのが、
一体どんな事態を想定したらいいんだ?ということ。
天候災害ではないので、水道や電気が止まることはない、、、はず?
ということはキッチンは普通に使える前提で。トイレもオッケー?
じゃ、日本みたいに学校が全面休校になるかもしれなくて、気軽に買い物にも行けなくて、とりあえず全員自宅待機で、みたいなことがあるかもしれない....という気持ちで買い込むのか?ということは....普通の、「食料買いだめ」でいいのか?
などなど、頭はハテナマークがぐるぐる。
一体、何に対応しようとしてるのか、わからなくなってしまいました。
(なので、みんなが買ってるっぽいものをとりあえず買う、一番賢くないパターンで行きました。あ、後ろの人はスパムとチップス買ってますね)
それで、重すぎるカートも何とか操縦して、荷積みと荷下ろし完了。家に着いて夕飯にありつけたのは8時前でした....やれやれ。。。
で。一夜あけて、今朝。
今日になってコストコにいったお友達はそれはそれは大変だったみたい。まずパーキングに入るだけで15分くらい待つし、トイレットペーパーやお水の列は閉鎖されて、全て従業員さんが手渡し(取り合いにならないように)。会計の列は、巨大な店舗の端から端まで延びてたらしいです。
というわけで、コロナそのものというより「ハリケーンと同じくらい」というフレーズで激震が走ったハワイ。
まだ患者は確認されてませんが、そもそも検査キットがないから、カウントしようがないという説もあるし...そして、毎日、日本から5千人、米国本土から5千人の観光客が押し寄せるハワイです。これから、どうなっていくのかな....
何となく、みんなの中に不安な雰囲気はありますね....
(ちなみに、マスクはとっくの昔に売り切れ、サニタイザーも入荷→完売を繰り返してます)
次はもうちょっと元気が出る話題かこっかな。
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