やさしいハワイのブログ

ゆるめのハワイ情報と、子育て、コーチング&心理学、アートの話など織り交ぜて書いてます♪

ライフサイクルの講座2回目(児童期のテーマソングはあの海賊の歌)

人の発達について学ぶ「ライフサイクル」、

忘れないうちに2回目のメモと感想です〜

 

2回目も引き続きエリクソンの理論をベースに、

児童期(4−6歳)、学童期(7−12歳)の特徴、

そして適切な関わりについて学んでいきました。

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https://www.psychologynoteshq.com/erikson-stages/から拝借


 年齢の区切りはあまり大切じゃないけど、

順番が大切だそうです。スキップすることはできない。

 

一応、児童期はざっくり幼稚園くらい、

学童期は小学校くらい、と理解しました。

 

児童期の「課題」は「主体性」「自発性」。

叶わないと「罪悪感」が生まれる。

英語ではinitiative vs guilt

 

あ〜 やっぱり、ここら辺の用語ですよ。

普段の会話とかけ離れすぎてて

使いこなせる感がない...

タンスの肥やし状態です。

でも、でも、あたいは、

このドレスを、着こなせるようになりたいんや!(誰?)

 

なので、「課題」と出てきたら、

私は頭の中で「テーマソング」と言い換えてます。

 

どんなアニメにも、

その主人公の考えや行動をバッチリ表すテーマソングがありますね。

バシバシ、メッセージが伝わってくるやつです。

例えばアンパンマン

アンパンマンを思い浮かべる時、私の脳内には

ビジュアルのあの丸顔が思い浮かぶと同時に、

「そうだ、忘れないで♪」が音として流れてきます。

そして、その音をきっかけに、アンパンマンの世界観が

ダァーーっと脳内放映される感じ。

 

アンパンマンのマーチからは、

「愛と勇気を持って今を生きろ!みんなのために!」。

 

というようなメッセージが想起されるし、

 

サザエさんって聞いたら、あの

「お魚くわえた...」のメロディとともに

「元気と笑顔が一番!ちょっとのドジも気にしないよ〜♪」

って伝わってくるし、

 

アイカツって聞いたら、

「夢は見るものじゃーないー叶えるーものーだよー」

のオープニングテーマとともに

「あなたなら絶対できるよ!自分らしさで輝こう♪」。

 みたいなの、伝わってきます、、、よね??

 

生き様というか、何を大切にしてるか。

  

なので、アンパンマンときたら、愛と勇気、(はい、あの歌!)

児童期ときたら、はい、あの主体性の歌!って出る様にしましょう。

 

じゃあ、

どんな歌がいいかな。どんなメッセージ性?

 

ちなみに、一つ前の段階のテーマは「自律性」(autonomy)。

我が家語録でいう「ムーで」の時代。

 

自分でやりたい。自分がやる。

ここはもう、「自分で自分で自分で」ですから、

ママは見守る・励ます・優しく待つ。

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(ムーでやらせろー ママの助けは不要じゃー 全部自分でやりたいんじゃー)

 

ですので、この時期の子供のテーマソングは

パジャマでおじゃま」に決めました。

 

全ての活動は、「自分で」それをやることに意味がある。

この時期の子供をお持ちの皆さん、

あれやこれや言う子供、やりたいやりたいの子供をみたら

そっと脳内で「パジャマでおじゃま」を流しましょうね。

この人たち、自分でやりたい気持ち(自律性)が

生きるテーマです。着替え終わるまで、

優しく励まし、見守りましょう。

成長の機会を奪わずに済むと思います。

 

そして、そこをすぎ児童期になって「主体性」(initiative)。

 

前の時代、幼児期との言葉の違いをあえていうなら

 

「決められてないこと」を、

「自分が決めて」「自分がやる」、

っていうことのようです。

 

使われる文脈でも差はあるようですが

自主性:決められていることを自分でやる

主体性:決まってないことを自分で決めて自分でやる

 

こういう違いがあるとのこと。

  

ビジネスの世界でも、スポーツの世界でも

「もっとイニシアチブをとっていこう」

とかいう声かけをされることはありますよね。

 

自分で決めて、自分が率先してやっていく。

人からの指示、偶然のパスや流れを待つのではなく

自分から目的を持って動きを起こしていきます。

その根底には好奇心、探究心、想像力などがある。

 

そして、うまくいったときに手に入るもの、

エリクソンの理論で「Resolution, Virture」と言われるものがあります。

 

これは私は「スーパーパワー」と言い直して想像してます。

ステージをクリアするたびに身についていくもの、得るもの。

この時代は「purpose」だそうです。

目的意識というスーパーパワーを習得していきます。

 

マリオなら、あるステージをクリアすると

羽がもらえたりして、次から羽マリオ(可動領域増える)

になれますね。

 

 ロールプレイングゲームなんかでも

ステージを一つクリアすると次のステージ以降で使える

武器やお宝がもらえますよね?あんな感じ。

 

ここで復習:

乳児期のスーパーパワーはhope(期待、世の中はいいところだと思える)

、幼児期のスーパーパワーはwill(意欲、いろいろやってみようと思える)

  

で。そっか〜initiativeか。

好奇心、探究心、積極性。

なんの歌がいいかな?

これとかどうでしょう?

うちの子供たちはアメリカのアニメをみて育っているので

どうしてもディズニーチャンネル系の記憶が強いですが、

日本語版も放送されてますよね!

 

Jake and the Never Land Pirates

(ジェイクとネバーランドの海賊)より。

 

Yo-ho mateys away
There'll be treasure and adventure today
Heave-ho here we go
Together as a team
With Jake and the Neverland pirates
And ME!
 
うーん、自分で、進む方向も、タイミングも決めるぞ!って感じ、
伝わります?舵取りを自分でするんですよね。
「ムーで」の世界を飛び出して、大海原に漕ぎ出すぞ!
なぜ?そこにtreasure and adventureがあるからさ!
(好奇心、探究心もからめたつもり)
 

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うまくサイクルが回ると、
自分で決める、自分でやる、うまくいく、次もやろうと思う。
次は「こうなるはずだから」やろうと思う。
次は「面白いに違いないから」やろうと思う。
 
これが「目的意識」の芽生えみたいなものなのかな?
 
もっといい歌もあるかもしれないですね。
引き続きアニメのテーマソングは要注意です。
皆さんは、児童期にぴったりのテーマソング、
何がいいと思いますか?
しま●●やドラ●●も、みてみます!
 
 
ライフサイクルのクラスでは、この後、
主体性を育む環境、そこに関係して、遊びの大切さ
(特に、構造化されてない遊びの時間)
などカバーしました。
 
あとは、キーワードとしては
空想、質問、没頭、フロー、
楽しみから学ぶ(ポジティビティプライオリティ)、
など。
 
「世界に通用する子供の育て方」で学んだ内容が、
縦串、横串で刺さり、理解が深まる感じでしたね。
 
習ったことを思い出し、新しくインプットしたことと
統合しながら進むので、脳がバキバキいって成長してます。
 
2回めの続きや、3回目のメモも載せていきますね〜