やさしいハワイのブログ

ゆるめのハワイ情報と、子育て、コーチング&心理学、アートの話など織り交ぜて書いてます♪

VIAの「強み」とGallupストレングスの「強み」

ここで全く関係ない個人的なお知らせですが、

おっと情報では、「窓際のトットちゃん」がかなり熱いらしいです。

今度真剣に読んでみようと思います。

 

さて今日は強みについて書きます。

 

私が「強み」を最初に学んだのは2015年、

マザーズコーチ」の講座が出会いでした。

マザーズコーチ養成二級講座の第四回のテーマが

「自分と子どもの強みを見つける」なのです。

 

この回では、強みとは?強みに注目すると何がいいの?を学び、

主張が強いか弱いか、感情表現が大きいか小さいか、を基準に

人を動物4種類(ライオン、うさぎ、さる、フクロウ)にたとえ、

それぞれの特徴、活かし方など学んで行きます。

(面白かったですよ!子育てにかなり応用できます!)

 

で、そこからもっと、自己理解、自己基盤みたいな方面に入っていくと、

「ギャラップ社」が展開する「ストレングス」の世界に出会います。

で、このギャラップ社のストレングスが非常に興味深かった。

この本は出会う人出会う人におすすめしてます。

(みんなひかないで〜)

本を購入すると、付属のコードをもってしてオンラインテストが受けられます。

つまり本代にストレングステスト代が含まれてます。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
 

 2016年当時の私の強みはこんな感じでした。

1:個別化 indivisualization

2:自我 significance

3:ポジティブ positivity

4:最上志向 maximizer

5:学習欲 learner

 

上から二つ、わけわからないですねー

「強み業界」の特有の言葉だと思います。自分のためにメモすると、

個別化:

あなたは一人一人が持つユニークな個性に興味を惹かれます。

あなたは一人一人の特徴や個性を覆いかくしたくないので、

人を一般化したり、あるいは類型化することに我慢できません。

 

自我:

あなたは、とても意義ある人間として他人の目に映りたいと思っています。正直にいえば、承認されたいのです。聴いてほしいのです。突出したいのです。知られたいのです。特に、あなた独自の持ち前の強みで知られ、評価されたいと思っています。

 

だそうです。

自我の説明が若干恥ずかしいのは私だけでしょうか。

自我女子。

ま、大きなライフイベントがあると変わると言われています。

私の場合、2016以降にも国際引越し、不適応で心身ともにまいる、徐々に回復からのまた引越、などいろいろあったので、今受けてみたらまた違うかもしれません。

 

ギャラップの強みのラインナップは34。ご参考まで。

 

アレンジ、運命思考、回復志向、学習欲、活発性、共感性、競争性、規律性、原点思考、公平性、個別化、コミュニケーション、最上志向、自我、自己確信、社交性、収集心、指令性、慎重さ、信念、親密性、成長促進、責任感、戦略性、達成欲、着想、調和性、適応性、内省、分析思考、包含、ポジティブ、未来志向、目標志向

 

 

で、ポジティブ心理学の世界に足を踏み入れてみると、

また違う切り口の「強み」が展開されています。

ポジティブ心理学創設者であるマーティンセリグマン博士が主導する

VIA:Values in Action Institute における「強み」です。

こっちは2019現在は無料でテストが受けられます。

 

誰も興味ないとは思いますが、

私のVIA(2018年時点)をどうしても書きたい。

(こういうところが、自我なのかな?)

 

1:愛情

2:ユーモア

3:向学心

4:思慮深さ

5:好奇心

 

です。

4番 人違いじゃないかな?とは思います。

自我強めの思慮深い人ってどんな人。

 

で、ずっと、この二つはどう違うんだろう?と思ってました。

 

リーウォーターズさん(ストレングススイッチ著者)のホームページには、

VIAも、ギャロップの強みも、そして応用心理学研究所の強みも

ゼーーーンブひっくるめて118種類載ってるらしいですね。

なのであえて区別する必要もないのかもしれないのですが、

私は知りたい。

学習欲と個別化の強みがコラボ暴走するとこうなります

 

で、「ポジティブ心理学を味わう」にちゃんと書いてありました。

強みに関するものの見方は二種類ある。

ひとつは強みを「特性」の切り口から見る見方。

もうひとつは強みを「能力、コンピテンシー」から見る見方。

  

(引用)

第1の考え方は、強みを「品性徳目」を引き出す「徳性」の要素とみなしています。(中略)特にValues in Action Instituteでは、強みを特性の道徳上の価値ある要素として概念化しており、それらが人生を有意義にすることに貢献していると考えています。

 

む、難しい...平易な言葉でいい直すとこれでどうでしょう?

 

持っているだけで素晴らしい、道徳的な価値のある、性格

 

正義感がある、とか。素直、とか。

好奇心とかはこっちにも入ってくる感じでしょうか。

これがある人生は豊かですね〜

 

道徳的に正当なものとして価値がある、というのはちょっと難しい表現ですが、

それによって何か得られるとか、結果に意味があるというより、

有様、在り方で、尊さがあるもの、というもの、と理解しました。

 

 

 「才能とは区別すべき」ときっぱり書かれています。

(引用)

才能は、それが生み出す具体的な結果に価値があるという前提に基づいています。

 

ありのままの、持ってるだけで素晴らしい性格(特性)一つ一つの強さ、

を見るのがVIAの世界の考え方。

 

(だそうです...でも、もっとわかりやすい言い換え方ないかなぁ)

 

一方でGallup社の推すストレングスファインダーでは、

 

強み=最適なパフォーマンスを産むための個人的な能力・コンピテンシー

 

とみなしています。

持ってるだけで尊いとか、人生を有意義にするとか、

そういう角度からではないんですね。

 

それ(能力・コンピテンシー)があることで何かが生み出される。

それを使って出した結果に、意味がある、ということかな。

逆からいうと、

「結果を生み出すために使えるイケテル道具」みたいな感じ?

 

この世界では、

(引用)

強みは、知識とスキルが、元からの才能を磨いた結果として生じ、それは与えられた課題において一貫してほぼ完全な成果を生み出すものとされます。

 

だそうです。

やっぱりちょっと結果思考というか、それを使ってどうしますか、

というところに重きが置かれていますね。

「完全な成果を生み出す」 ですもんね。

 

目標達成のツールとも言えるコーチングの世界で

「ストレングスファインダー」が重宝される理由はこの辺にあるのかな。

 

面白いですね!この本、時間かかるけどやっぱりすごく読み応えあります!

 

ポジティブ心理学を味わう: エンゲイジメントを高める25のアクティビティ

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  • 作者: J.J.フロウ,A.C.パークス,島井哲志,福田早苗,亀島信也,Jeffrey J. Froh,Acacia C. Parks,松中久美子,堀田千絵,竹橋洋毅,山田冨美雄,宇惠弘,多田美香里,津田恭充,治部哲也
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また、いろんなテーマから深めてみたいと思います。