【ハワイ子育て】何度も描いて、消して、やり直していいんだよ
アロハ!ハワイ在住はちまるです。ゆるハワイネタと、心理学やコーチングのことを交互に綴っています。ゆっくりお茶でも淹れて、読んでいってね!
子供達がおうちにいる生活が、ずっと続いています。自分のやりたい作業が、全然はかどりません。ま、しゃーないね。でも意識してとっているのが、「一緒に何かやる」時間です。絵を描くとか、お料理するとか。毎日一緒にプールにもいきます。短い間だけど、何かを一緒にするっていいなーと思ってます。普段は学校や習い事で忙しくて、そんな時間は取れないもんね....。「一緒にテレビゲーム」「ポケモンカード」とかは、テンション上がらないので、だいたいお断りしてますが、お絵描きとかならいくらでもやりた〜い♪♪(洗濯とか掃除とかしないで、そんなことばかりして暮らせたらいいのに!笑)
先週から、HISAM(hawaii state art museum)が提供する無料アートクラスに参加しています。毎回、ハワイ在住アーティストを迎えて、30〜60分間のオンラインレッスンを受けるというもの。子供向けなんですが、自分もはまってバッチリ隣に座ってますw(その間に洗濯物をたためというツッコミは禁止。)
これまで3回参加しましたが、どれも本当に良い内容でした!いいなと思うポイントは、
- 開催時間がちょうどいい(朝の10時から)
- テーマがハワイっぽかったり、先生がハワイ感満載。
(ハワイっぽい訛り、緑豊かな庭から中継、髪にプルメリア、とか。。。)
こちらは第2回目、「フムフムペインティング工作」(←勝手に改名)
↑先生の作品はさすがにアーティスティックですー 色使いや塗り方など、参考になりますね。
ハワイの州魚として指定されている「フムフムヌクヌクアプアア」というお魚さんの絵を、ダンボールの上に描いていきます。「豚の鳴き声を持つ、四角い魚」という意味らしい。
ダンボールの上に、これまたダンボールの端切れを使ってアクリル絵の具を広げていき、バックグラウンドの質感を出します。このパートがすごく楽しい。ペンキ塗り屋さんになったような気分♪
娘はバックグラウンドの上に直接絵を描きました(左)。息子は、なんとなく気分で、別の紙の上にフムフムを描いてから、それを貼り付けました(右)♪
↓この日は、第3回目、「セルフポートレート」の練習。自画像。
いきなり「顔」、ではなく、まず何度も丸や三角、四角を描く練習をしました!滑らかに、鉛筆を走らせる練習。それで、次はカートゥーンフェイスの練習(漫画風の顔)。さらさらーっと丸を描いて、色んな種類の目を描いて印象を味わう。目、眉毛、鼻、輪郭など一つずつ、解説がありました。(この日の先生は結構急ぎ足だった!)大人の私も、ついて行くのに必死。
45分のクラスで、一体何枚の紙を使っただろう!いっぱいいっぱい描きました!
最後の最後に、習ったことを生かして自分の顔を描きました。
息子作!よく特徴捉えてるー!私には息子にしか見えません。
娘作。
途中で飽きて、リボンとほっぺを、細工し始めました。笑
でも、瞳の部分、とても丁寧に取り組んだ痕跡が!地道な作業が好きな子なので、目の中を塗る作業、楽しんでいました。この日、新たな発見だったのは、人間の目って、目ん玉の玉の部分が、全部見えてるわけじゃないんですね。10パーセントくらいは、まぶたに隠れているようです。デッサンの段階では「えー、めっちゃ眠けまなこやん、ねぼすけやん」と思うんですが、まつ毛を描いたり、影をつけていくと、それらしくなるから不思議!玉の中の塗り方についても教わることができました!(嬉しい。私が。笑)
ちょっと人様に見せるようなものではないけど、私の自画像はこれ。
はい、全然にてなーい(笑)。誰? ねえこれ誰??w
希望を込めて目を大きく描いてしまったのか?
でも、私がこのオンラインクラスを気に入っている理由、実は先生たちの態度です。先生たちは口を揃えて、こう言います。「アートは、練習が全てだよ。今できなくても、練習したらできるようになるよ。」「最初から、一番いいデザインができなくてもいいよ。何度も線を描いて、消して、又描いて、その中から一番好きなのを選ぶんだよ」
そして、子供達が描いたものの褒め方も素晴らしいです。作品の良し悪しを評価せずに、ユニークなところ、丁寧なところをよく見てコメントしてます。お手本を描くときも、なかなか遊び心の効いたテクニックを見せてくれます(例えば、以前貝の絵を描くクラスでは、普通なら茶色で塗りそうな表面に、ちらっとブルーを混ぜたり。理由は「やってみたいから」だった。)。
できたものは全て素晴らしい、みたいな考え方も、いいなぁって思ってます。終わる頃には、アートセラピーで自分もたっぷり癒されている母親なのでした。笑
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