困った人(90歳)
アロハ!
ハワイのはちまるです。
ゆるハワイネタと心理学&コーチングなど綴ってます。
今日は困った人について書きます。
あはは。これは7年前の困った人。髪の毛へのお米の絡み方よ。笑
さんざん食べ散らかしたあと、指を加えて1歳のお誕生日ケーキを眺めてます。
ケーキの出来栄えへのツッコミはなしでお願いします。
現代の困った人。
昨日書いた、ハワイのカエナポイントで大パーティしちゃった人たちも「困った人」ですが、身内にもいました、困ったおかた...。祖母のミナちゃん(90歳)です。
(毎日近くのスーパーに繰り出し、半額の焼き芋を買うのが趣味です。これは、去年の夏に撮った写真。みなちゃんの住まいを訪ねたら不在で、しばらくそこらへんで待っていたら、やっぱりスーパーの方向から「お宝」を携えて戻ってきました。後光がさしていて、私のお気に入りです)
なんか、フッと気になって昨日電話してみました。
今は、娘夫婦(私の両親)、孫夫婦の家から歩ける距離の、
サービス付きのシニア施設で暮らしています。
施設暮らしというと寂しい感じがしますが、
私の100000倍くらい社交的なので、
施設の中にも外にも山ほど「遊び友達」がいて、
毎月「飲み会」を開催。
3人きょうだいの長女で、弟ふたりとも仲が良く、
兄弟とは毎月「うなぎの会」を開催。
月1、タクシーで弟の家に乗り付け、
「うな重」を食べて元気をつけています。
(3人ともあまりにもパワーがあるので、
親戚の中では「太陽3兄弟」と呼ばれています)
みなちゃんには親戚中で伝説的に語り継がれている
面白いエピソードがたくさんあって、
例えば私のお気に入りは、
80代で、「横断歩道を走って渡れるようになりたい」
と言い出して膝の手術をしたこととか。
(そこは、ゆっくり渡ろうよ)
とにかく収集癖がすごいので
蝉の抜け殻とか、珍しい形の石とか、
すぐ拾って帰るのですが、
(孫やひ孫に見せたい気持ちが強すぎる)
ある時、介護認定の面接があり、
母と、区役所の面接の方とがみなちゃんの帰宅を待っていて、
みなちゃんは、時間ギリギリに滑り込み帰宅。
そして、
開口一番、「これ見てん、いいもの見つけた」と言って
カバンをゴソゴソしてから
母と面接官の顔の前に差し出したものは
・
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・
特大の
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・
カブトムシの死骸。
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・
その場はこおりつき、
面接の方はとても心配そうな顔をして、
あっという間に面接が終わったらしい。
(そして結果的に、前年の介護認定より2つくらいレベルが上がった)
本人、大真面目に、
ひ孫が喜びそうなお宝を披露しただけなんですが。
とにかくみんなに愛されているみなちゃんです。
あ、話がそれました。
昨日電話してですね、様子を聞いてみると、
「おー!元気かねー
そっちはどうね?
こっちも大変よ。
外に出たらいけんのよ。
施設は面会も謝絶じゃし。
孫もひ孫も会いにこん」
(住んでいる施設自体が、出入りを厳しく制限しているようです。ただし通所の介護施設は営業していて、みなちゃんは毎日送迎車でそちらにも出動しています。そこで最低限の交流や運動はできるので、ありがたいです。感謝)
というような話をして、
私から
「そうなんやね、まぁ福岡もまだ感染者がでとるみたいやし、
おばあちゃん気をつけて過ごしてね。あんまり出歩かんでね」
と言ったらですね、
「そうなんじゃ。
最近は、買い物にも行ったらいけんとか言われるけんね、
・
・
事務所の人が帰ってから、
行くもんね」
「えっ!」
「事務所の人に怒られるから、あの人たち6時くらいには帰るから、
それからサンリブに行っとる。焼き芋買いに。」
「え!」
「おばあちゃんそれはいけんよ、食べ物も施設で全部用意はあるんやから
(自炊/食堂どちらでもOK)、今は、そこのルール守った方がいいんじゃない。
あまり出歩かない方がいいよ」
・
・
「そうですな」
↑
はい、これー!
絶対聞く気がないやつです。
私たちは、スピーカーフォンでこのやりとりを聞いていたので、
もう、家族全員で大爆笑。
「これ、おばあちゃん絶対行っちゃうやろ!」
「いや、おばあちゃま、それはまずいです」(←夫、さすがに会話に登場)
「はいはい。」
「ほな、あんたたちも元気でね。」
↑こらー!
そそくさと電話を切ろうとしています。
そのあとも何度か同じやりとりはしたけど、
あれは絶対、今夜も出かけちゃうな....
心配だ。でもなぜか、笑いが....
母に電話して、この件いち早く伝えないと!
と感じた夜でした。
今日も読んでくれてマハロ!
どうやら7月から、ハワイー日本便が再開するとか?
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