幸せな人を増やす学問:新しい勉強を始めましたー
ほい!
こんな時ではありますが、私、楽しみなこともあります!
ポジティブ心理学の、新しい講座が始まりました。
学ぶの好きなので、嬉しい。
素敵な生活を提唱する方はよく、
「お花のある生活」をお勧めされますが(こんまりさんとか?)
私にとっては「学び」がお花のような存在かな〜!
希望がわき、心が潤うよ〜
手帳にクラスの予定があると、ウキウキするもんね!
実は、1つ前にとっていた講座は、結構頑張ってまとめを書いてました。
でも、続けるのが難しい〜!
今は、あまり推敲する時間が取れないので。
なので、今回の講座は、
「タイムリーに感想を書く」を一つの目標にしよっかな。
まず、私が受けている講座はこちらです。
今日はその第一回目。
反転学習というスタイルですので、インプット(知識の習得、teachingの部分です)は各自済ませて集合します。
集まった場でやることのメインは、それぞれの感想を言い合う、他の人の意見や経験を聞く&まとめる、そこから学びを得る。最後に自分の言葉でもう一度学びを言語化。そして次につなげる行動も宣言します。
初回講義でこれわかりやすい!と思ったのは、ヘルプとサポートの違いを学んだ後に出てくる、2つの「三角」関係です。
交流分析で出てくる「カープマンのドラマ三角形」と呼ばれるものがベースになっていて、
DDT(The Dreaded Drama Triangle) 通称ドロドロトライアングル
TED(The Empowerment Dynamics) エンパワメントダイナミクス
だって。
DDT、ちゃんと知りたい方はTEDの公式HPをどうぞ。ちゃんと知ろう。
世の中の面白いストーリーはだいたいこの構図の人間関係で語れるそうです。
- 迫害者は、他者の幸せを脅かし、攻撃する。
- 犠牲者は、「誰かのせいで困ってる」「不幸だ」「自分は悪くないのに、ひどい目にあった」と思っている。
- 救助者は、困っている人を助けようとする。他人を助けることで自己価値を感じる。
水戸黄門的な、勧善懲悪モノもそうだし、お姫様系のおとぎ話も。
恋愛ドラマにありがちな、癖になる関係(toxic relationship)とかもだそうです。
例えば、
昔話の「桃太郎」は、村を荒らす鬼(迫害者)と、迷惑を被る村人(犠牲者)と、救済する桃太郎(救助者)ですね。「シンデレラ」は、悪いお妃&お姉様たち(迫害者)、虐められて可哀想&非力なシンデレラ(犠牲者)、シンデレラを幸せにする王子様(救助者)。
これ、すごいいいポイントだな、と思ったんですが、どの話も、一見ヒーローに助けられてメデタシメデタシな感じですが、登場人物のその後って考えたことありますか?村人には、鬼から自分たちを守る自衛の力や知恵がついてないし、シンデレラも、幸せが他力本願なんですよね。心が綺麗で見初められたのはいいけどね。自立や成長はどこに行った!
そして、いきなり対象年齢が上がりますが(笑)、NYの大金持ち高校生が主役の「ゴシップガール」だとどうでしょう。ドラマ三角形があちこち当てはまるな....例えば、コンプレックスの塊で、性格悪くて色々ちょっかい出してくるブレアが迫害者としましょう。ブレアの嘘でいつも貶められる可哀想な(だけどちょっとぶっ飛んだとこもある)セリーナが犠牲者です。で、セリーナの弱みも、置かれた状況も含めて包み込み、助けてくれるイケメン男子ダンとかネイトとかチャックとかが救済者だ.....で、セリーナ、あんまり心理的に成長しないもんね?どうだろう??
「ドラマ」と名付けられているのは、これが物語的で、登場人物は「そういう役割を演じてるようなもの」ってことかと思います。
実は、3日前の我が家にも、降臨しかかってましたよ、ドロドロトライアングル。
というのもですね....
ハワイの公立校は今週からやっと、リモートラーニングというのが始まりました。
これはコロナ休校を受けて州の教育委員会がやってる代替措置です。
簡単にいうと「おうち学習」みたいなものです。
でも、単なるEラーニングとはちょっと違って、これがまぁまぁ、手がかかる。
今度別の記事書きますけど....
まず、指示書の読み解きから、使用するオンラインツールのアカウント開設とか、も〜慣れない作業てんこ盛りなんです。頭が痛い....
で、最初の数日は、とにかく親が子供のそばにいないと進まない感じ。そして私は救助者気取りで、こんな構図を勝手に作っていました。
迫害者:コロナ危機&リモートラーニング(こりゃ大変だ、厄介だー)
救助者:私(子供のためだ!とにかく、学校が提示してるタスクを終わらせるためにヘルプしなきゃ!)
犠牲者:子供(なにこれ意味わからない、ママがいないとできない!)←私の目線では、助けないと何もできない人たちに、なりかけてました
こんな感じかなー。
救助者のフォーカスが「結果」に向いて、うーんと...説明が難しいですが、子供に関わる目的が、「タスクの完了」になってたなぁと思いました。
救助者(私)が、犠牲者(子供)の「やれる力」を信じず、
サポートではなく、ヘルプしちゃう。
その人の問題解決の機会を取り上げちゃう感じです。
「とりあえず、今日の課題を終わらせよう。ママも手伝うから!」
といったところでしょうか。
別名ヘリコプターペアレンツ?
ブーンブーン パトロール専門です
何だか初日は、このDDTにハマりそうなところがあって、
専属家庭教師か?くらいの付き添いぶり。
まるで自分が宿題をやりそうになってました。
でも、
この養成講座の事前学習のおかげで、頭を冷やす事ができました。
私が、「この子は、私が1から10までお膳立てしてあげないと、何にもできないからしょうがない」というスタンスでいると、永遠に子供たちが自立できませんね...
来週も、来月も、もしかしたら今学期はずっと、リモートラーニングかもしれない。
毎日毎日、家庭教師のように横にへばりついている姿は、私の理想ではないし、
子供の成長にもつながらない。
もちろん、テクニカルなことで親のサポートが必要な場面もあります。
でも、長期的には、自分で「今、なにをする必要があるか」&「なにをやりたいか」を考えたり、そのための方法とか順序も、よく調べ、よく考えてほしい。
わからないことがあったら、親がなんとかしてくれるだろうと任せずに、
自分で先生に質問するとか、ネットでリサーチするとか、そういうこともです。
なにがわからないか、わからないのだったら、
そこも含めて自分で考えておくれー
というわけで、相手の成長を促す、テッドトライアングルにするためには、
今回のおうち学習の目的を見直し!
ズバリ、
「タスクの完了(結果)」ではなく、「成長」におく必要がある!
と気づいちゃったんですよー、私!いえーい!
そのためには、ドロドロトライアングルをフリップする!(ひっくり返す!!)そうです。
長くなっちゃったので、トライアングルをフリップして、どうするか、は次のエントリーに書きます。
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