やさしいハワイのブログ

ゆるめのハワイ情報と、子育て、コーチング&心理学、アートの話など織り交ぜて書いてます♪

アメリカの公立小学校でアートボランティア(1)

アロハー!ハチマルです!

 

ハチマルサンのロクロクサンナナ(803-6637)!!

なんの意味もないです!!

 これ書いてるの夕方なので脳がショート気味〜笑

 

ずっと書こうと思ってた、子供の小学校でアートボランティアをやっていて、

それがかなり面白い件!

 

アメリカの小学校でボランティアをするって、いろんなパターンがありますが、その一つとして、こんなんもあるんだねーって感じで読んでもらえればと思います。

 

第一弾〜!

 

先月はこんなの教えてみました!

f:id:yasashii808:20191120120412j:plain

パイナップルモチーフのサンキューカード!

(というかまあ普通に、綺麗な台紙にイラスト描いただけですが)

f:id:yasashii808:20191120120653j:plain

可愛い系、ニュートラル、かっこいい系、のパイナップル3パターン

【3年生とアートをする】

娘のクラスの子供達は、まだまだ幼い部分もあるので、イラストを好きなように描くこのワークショップ、すごく喜んでくれました!

まあ、はっきり言ってただのお絵描きなんですが、実はアメリカ(ハワイ)の小学校の裏事情が関係していて。

 

ハワイの公立、とにかく予算が逼迫しています。

 

【ハワイの公立学校のお財布事情】

大自然とアロハスピリットに溢れるハワイだけど、経済的な意味では観光資源以外にお金を生むものがないですからね...州や市が教育に割ける予算も限られているし、学校(地元といった方がいいのかな)も、自治体や連邦政府から積極的にお金をもらいたくない気持ちもあるようです(ここはアメリカVSハワイの根深いものがあると思う。)

 

なので、色々な部分を保護者や地域の方の「寄付で補填」しないといけません。うちの子が通う学校では、その、「寄付で補填」している項目の中に、美術や音楽・体育・文化(ハワイアンスタディ)の先生の給与も含まれています。

 

で、去年ついに音楽がなくなってしまい...美術も、フルタイムの先生が雇えず、今はアート兼ヨガ、の先生がいるだけ。体育の先生も別にいるんですが、例えば息子の学年5年生だと、体育のクラスは2週間に1コマとからしいです。今週は体育1回、来週はヨガ1回みたいな感じで時間割が組まれている模様。

 

と、まあこういった事情があり、うちの子供達なんかは、日本の小学校や、もしくは前に住んでいたニューヨークの小学校で経験したような、「美術(図工)」や「音楽」を経験する機会、ゼロ!地域にもよると思いますが、私たちが以前住んでいたニューヨーク郊外の小学校では、3年生から全員オーケストラやバンドに参加する機会があったことを考えると、大分違いますね〜ま、それも含めて、cost of living hawaiiですけど...あと、これもあって、みんな放課後は習い事で忙しいです。私もあまり忙しくしたくはないけど、やっぱり運動や文化に触れる機会を補填しないとちょっと寂しい。

 

というわけで、普段あまりそういう情操教育に触れる機会がない子供達、お絵描きってだけで、すごく喜びます!!多分、絵の具とか出したら狂喜乱舞するかも。

 

【で、どんなことやるか】

私が子供とワークショップするときの大事なポイント。

説明ははっきり、簡潔に、そして文字とイラストで示す!

毎回大きな模造紙にこういうの作っていきますよ。

あ、まず「今日のお道具」っていうコーナーから始まるんですけどね笑

 

f:id:yasashii808:20191120120424j:plain

ちょうど、心理学のオンラインサロンで「マインドフルネス」企画やってた時なので、真ん中らへんに「マインドフルに色を塗ろうねー」って書きました!

 

【ことの始まり】

経緯としては、去年からちょこちょこ、学校の壁やら地面やらに、友人とペンキ塗りのボランティアしていたのがあります。けんけんぱの図柄とか、チェスボードの図柄とか。 

よく、お友達には

「よくやるね〜!」って言われるんですが、私からしてみると

「え!良いんですか???学校の壁や地面に、描いていいなんて...!」

って感じで、もう、大喜びで描いてます...あと、肉体労働のあとのビールは非常に美味しいです

 

いつか書いた「フロー」にも当てはまる行為だと思うので、

そこはまた別の機会にじっくり考察するとして。

 

【声がかかる】 

で、今年に入って娘の担任になった先生が、その活動をよくご存知で、

「あ、あなたアート好きな人ね?」と声をかけてくれたことがありました。

それで、頻繁に話すようになり、もともとクラスの手伝いとか、できる部分でヘルプに入りたいなぁと思ってたので、先生の雑用を引き受けるボランティアをするようになりました。

 

ちなみに、どんな雑用かというと、先生がラミネート作るのが好きなのが趣味みたいな人なので、先生が大量生産したラミネートを切りそろえたり、壁に貼ったりする、地味な下請け作業が中心。でも、こういうのがまた、結構好きなんですよね。

無心になってハサミを使うとか、色を塗るとか、もう大好き。

工作道具、お絵描き道具にずっと触れてられるのも、癒し。

あと、クラスにずっと滞在できますから、学校生活も手に取るようにわかります。

これは本当おすすめ。宿題チェックとか、算数教えるとかは、ネイティブじゃないときついですが、クラス内の工作系の雑用は、日本人お母さんにおすすめのボランティアです。

 

そしてヘルプに入るうちに、

「今度クラスでアートのワークショップやってみる?」

と言ってもらい、二つ返事でOK!!!

 

去年娘のクラスでは折り紙を教えた経験もあったので、だいたいどんな感じかわかるし、今回はテーマも進め方も頻度も、全部私が考えて良いよーってことだったので、張り切って引き受けました!

 

で、やりたいことを5つくらい考えて、絵に書いて、先生に相談しました笑

提案型のボランティア活動。笑 

 

ちょっと長くなったので続きは次で。