やさしいハワイのブログ

ゆるめのハワイ情報と、子育て、コーチング&心理学、アートの話など織り交ぜて書いてます♪

マインドフルマンデーやってみませんか?

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これは、娘のスケッチブックの表紙がとてもいい感じのペイント柄だったので、拝借して加工しました!


オンラインサロンで今週やったプチ企画!

「Mindful Monday」

週の初めの月曜日。

何か一つでもいいので、

マインドフルに取り組んでみませんか?

のお声がけをしてみました。

 

マインドフルネスについては、前野隆司先生の

「実践ポジティブ心理学 幸せのサイエンス」

の説明がわかりやすかったです。

 

実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス (PHP新書)

実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス (PHP新書)

 

 

 

(以下引用)

私がマインドフルネスについて説明するときは、過去のことをくよくよと後悔したり、未来のことを心配して不安になったりするのではなく、今ここに心を集中して幸せを味わうことだと言っています。

 

たとえば今、目の前にあるお茶をゆっくり味わって飲むことに集中するとします。すると「お茶のいい香りがするな」とか「味わいが口の中にふわあっと広がっていくな」などお茶そのものに意識を集中するため、飲んでいる間は過去の嫌なことや未来の不安を忘れて幸せを感じることができます。

 

 

この後、マインドフルと逆の状態、マインドレス、

つまり心が「今 ここ」にない状態のことや、

マインドフルネスを感じられるエクササイズの代表例

「マインドフルイーティング」の解説に続きます。

(レーズンを丁寧に食べるやつ←はしょりすぎ)

 

フローと比較した時の説明もあります。

(引用)

フローとマインドフルネスの共通点は、

終わった後、頭がすっきりする

終わった後、仕事に取り組むと効率がグンとアップする

 

 

フローとマインドフルネスの違いは、

フローは無意識で入るのに対し、

マインドフルネスは意識的に入るための型がある(瞑想などがその例)

 

だそうです。型については、ぶっちゃけわかったようなわからないような。

というわけで、マインドフルマンデー、私はこんなことをやってみました。

 

1)コーヒーをゆっくり飲んだ

普段どれくらいマインドレスかといいますと、

熱い、火傷しそうなくらいのコーヒーが大好きなんですが、

脳内マルチタスク小僧のせいで、コーヒーを淹れるその数分間が待てません。

脳内マルチタスク小僧は、主婦雑誌とハウツー本の読み過ぎにより脳内に生まれます

 

動き回って、あれこれミニタスクをこなすせいで、

気がついたらコーヒー淹れ初めて20分くらい経過してたり。

 

これを、タイミング逃さず飲んでみました。

.....

知ってたけど、やっぱり淹れたてって美味しいですよね。

でもここでまた、脳内マルチタスク小僧が大暴れ。

コーヒー1杯を飲み終わるのを待てないのです。

一口飲んで、あちち〜となって(←これが好き)、

で、ちょっと目に付いたミニ家事、テーブルの片付けとか

洗濯回すとか、出しっぱなしの文房具を片付けるとか、

そういうことに手を出してしまうんですよね。

 

で、気がついたら、カップの中のコーヒーはホットコーヒーから

人肌になってて、私的にはもう、好みじゃないんです。

 

今回、

●淹れたてのコーヒーを飲む。

●飲む前の香りを楽しむ。

 

は、できました。だから、

次は熱いコーヒーを、熱々のまま、まるまる楽しむ、

をやってみようかな。

 

2)ヨガに行った!

なんと3週間ぶり。

やるべきことが溜まっていたり、

泊りがけのゲストがいたり、

女の子の事情とかいろいろあって、

3週間やってなかった!

ヨガはもう完全にマインドフルです。

深い呼吸をたくさんして、

自分のこころと体を感じて。

体を汗がつたう感じとか、

特定のポーズで感じる特定の体の反応

(鼻がツーンとか、もも裏ぴーんとか)

楽しみました。はぁースッキリ!!

 

3)お絵描き、塗り絵にじっくり心を込めて取り組んだ

ちょうど、娘の学校でアートを教えるボランティアの準備をする日でした。

で、サンプルを作る必要があったので、その下絵を書いて、

丁寧にマーカーでなぞって、色をぬりぬり。

没頭です。楽しい〜 夢中になりました。

(これは、フローなのかな)

線をなぞる。綺麗に塗る。これ以外考えない時間。サイコー!

 

 

オンラインサロンのお仲間さんたちはこんな取り組みをされてました!

 

  • 朝のコーヒーを丁寧に淹れて、香りや最初の一口を味わう
  • ストレッチポールで呼吸に集中
  • いつもは食べたか食べてないかわからない状態の朝ごはんをしっかり噛んで食べる(超共感!)
  • 鍼をうけている間、呼吸に集中
  • いつも子供と浴びるシャワーに一人で入って、頭をマッサージするかのように丁寧に洗う
  • お弁当のおにぎりを丁寧に綺麗な三角に握ってみる
  • 呼吸を意識して5分丁寧にストレッチ
  • 朝の洗顔で化粧水の時にしっかりゆっくりフェイスマッサージ
  • 夜のシャンプーの時頭皮をマッサージしてコリをほぐす

 

個人的に、取り組んで気づいたことは以下でした。

 

1)子供はマインドフルの達人。

特に食べる時。見た目の観察から始まり、香り、触感、そして味わう、飲み込む、感じる、まで、めちゃくちゃ丁寧にやっている!彼らは、ただ「食べるのが遅い人」じゃなかったんです。マインドフルイーターだったのです!!

 

2)脳内マルチタスク小僧との、せめぎ合い。

大人になってから、というか特に子供ができてから、

「いかに効率的に物事を進めるか」が暮らしの根本になっています。

この過程で、本来じっくり味わって楽しむことができる活動まで、

「タスク化」されて、よし終わり、よし終わり、とこなすだけに

なっていることがある。

 

そして、タスク化された活動をこなしている時、

そこには心が不在がちで(むしろ、あえて無意識でやるようにしてるもの多し)

その最中、実は次のタスク、その次のタスク、

なんなら翌日のタスクを考えているので、

ちーーーーーーーーーーーーっとも楽しくない。

ポジティブ感情、湧いてこない!!

幸せが生まれる活動をみすみす見逃している!!

 

これは収穫でした。

 

もちろん、目の前には、名もなき家事が100万個あるわけですから、

ロイ・バウマイスターさん(またはメンタリストDaigo)がいうところの

 

「ウィルパワーを使わずに」物事をこなす

 

これが大事になる場面もあると思います。

限られたエネルギーをもっと大切な重要なことに向ける

というのは一つの戦略です。

 

でも、そうやってエネルギーの選択と集中を行うとして、

最終的に得たいものってなんなんでしょうね。

そこに仮に「幸せ」みたいなのを描いているのだとしたら、

目に見える「達成」ではなく、そのプロセスを意識する方が大事なのかも。

 

日々、「こなす」だけで終わっちゃってるものの中に、

実はじっくり味わいたいことや大好きなことが埋もれてたりして、

これをおろそかにするのは、結局幸せを看過してることになるんだなぁ。

食べることを適当にやるとか、その最たる例かも。

(スンマセンでした!)

 

何も大きなことをしなくても。

何か生み出さなくても。

達成しなくても。

 

小さなこと。目の前のこと。

 

日々の暮らしの中に、「幸せ」の種があるなぁと思いました。

そして、やっぱり、

「子供はなんでも知っていた!」

だった〜。

 

おしまい!

 

あ!でも最後にこの二つは書きたい!!

マインドフルネスは、和訳すると「念」だそうです。

念という字は、「いま」と「こころ」からできてますね。

そして「忙しい」は「こころ」を「なくす」と書きます。

本当に、その通りやぁ〜!!