やさしいハワイのブログ

ゆるめのハワイ情報と、子育て、コーチング&心理学、アートの話など織り交ぜて書いてます♪

Bento problem(学校でアメリカ人に日本的なお弁当を気持ちわるがられる問題)

やさしいハワイのブログにようこそ。

 

今日は結構タイトル通り!やさしいハワイについて。

 

ニューヨークに住んでいるとき経験したのがbento problem(勝手に命名)。

 

アメリカ子育てあるあるですかね。

 

おにぎりとか、ふりかけとか。佃煮もかな。

 

そういう日本式ランチの定番品も、

 

アメリカの子供から見たら気持ち悪く感じるので、

 

「OMG、That's gross」

 

と言われちゃんですよね。

 

言われた方は悲しいんですよね。。。

 

でも、言った方も、まだ幼いし、見たことないんだもんね、

 

そう感じちゃうのは仕方ないよね、と私は思います。

 

(感情は否定できないもんね。

 

他の人の感情を想像する力も成長とともに得るものだし)

 

Bento Problemは、もちろん息子も通った道です。

 

もし、英語が達者で、クラスでも発言権があったり、

 

一目置かれているような感じのお子さんだったら、

 

堂々と「知らないの?めっちゃ美味しいのに」

 

とか言えるかもしれないですが、

 

当時の息子(5歳)はそこまでのポジショニングではなく。

 

「ママ、お弁当におにぎり入れないで」となります。

 

親としても現地校始まったばかりで

 

「なんとか普通に学校いっておくれ。。。」みたいな感じなので、

 

馬鹿にされそうなこととか、足を引っ張るかも、みたいな

 

事柄に関しては異常にセンシティブになってました。

 

だから、しばらくは、おにぎり、持っていかせられなかったな〜

 

おうちでは、

 

「●君は、海苔を見たことなくて、気持ち悪く感じたんだろうね」

 

「ママも、初めて見る食べ物が気持ち悪く感じることもあるかもしれない。」

(現に私は椎茸のルックスが苦手だもの、、、共感できるわ)

 

「でも、気持ち悪い、っていう言い方はちょっとpoliteじゃないね。辛かったね」

 

「悲しい気持ちになることがわかったね」

 

「だから、もし自分が反対の立場だったらそんな言い方しないでおこうね」

 

みたいなフォローをした記憶が。

 

そういうわけで、ニューヨークにいた時は、

 

あまりにもコテコテなアジア弁当は持たせず、

 

サンドイッチ、ベーグル、パスタの登場が多かったかも。

 

(はい、グルテン祭り〜 反省)

 

私のお友達の子供(日本人)も、「アメリカ人になりたいから」と言って、

 

ランチは必ずベーグルにクリームチーズ、だったそうです。

 

(野菜、ないね〜w)

 

で、ところ変わって現在の住まい、ハワイ。

 

面白いですよー。日系人も多いし、日本からの駐在、転勤、

留学、国際結婚の家族も多い。

 

日本料理、アジア料理全般に対する許容度は、かなり高い!

 

アメリカ本土の日本人お母さんたち、聞いて!いくよ〜)

 

おにぎり、海苔、佃煮、全然オッケーです!!

 

娘の場合、まだお弁当を見せ合ったりシェアしたりする感じの学年なので、

 

おにぎりは1個だと足りない。「欲しい」と言われて

 

1個しかないおにぎりをお友達にあげてしまい、

 

自分はフルーツとゆで卵しか食べてない

(あ、質素弁当がバレますね)

 

という事態になるので、小さいのを3個とか

 

持たせることもあります。

 

息子は、さすがにシェアとかほとんどしないのですが、

 

「みんなどんなお弁当持ってきてるの?」

 

と聞いた時は

 

「え、今日は●●くんはジップロックのコンテナに

 

(出た!弁当箱とかそもそも使わないパターン)カツ丼入れてて

 

Yeah! Katsudon!って言ってた」

 

と。あとは、スパムむすびの時は

 

「次から自分にも作ってきて〜」

 

とか言われるそうです。

 

そういえば前述の、見たことない食べ物に対する「Gross」という反応ですが、

 

野菜嫌いの子供に関する記事か何かで読んだこと。

 

新しいものを見て、これ、食べてみようかな、、、と思えるためには

 

それまでに最低20回、それを見てるといいそうです。

 

(最低20回見てないといけない、とか、逆に20回見てたら

 

必ず食べれる、という意味ではなく、

 

それくらい見てれば、心の抵抗感がかなり下がるという意味)

 

ブロッコリー、毎回食卓にのるわけじゃないもんね。

 

野菜を毎日食べない家庭だってあるもんね。

 

だからソーシャルワーカーをしているお友達は、

 

子供の野菜嫌いはその家庭のsocio economic statusにも大きく関わる

 

と言っていました。

 

 

というわけで、話は戻りますが、きっとハワイの子供たちは、

 

海苔も、お米も、佃煮も、何なら納豆も、

 

生まれて小学校に入るまでに何十回も何百回も見てるんだろうね。

 

という話でした!!