コロナでも学びを止めないシリーズ【リソースって何】
アロハ!ハワイ在住、はちまるです♪
コーチや心理学ネタと、ゆる系のハワイネタを織り交ぜながらを発信しています。
聞かれてないけど、B型です。よろぴく
ありがたいことに、コロナの中でも継続して勉強ができています。
今はこちらでポジティブな対人支援の仕組み・哲学・技法などを学んでいます。
その中では「リソース」という言葉が1つのキーワードです。
り、りそーす?
- リソースってなんだろう?
私は普通の会話で「リソースがさ」とか使っちゃいますが、ちょっとルー大柴なのかな?natural resources天然資源、human resources人的資源・人材。こんな話題の時に使うかなぁ。英語の会話で「彼は製薬会社のHR(エイチアール)で働いているよ」というと、人事部で働いている、という意味です。でも、カタカナ英語を日本語の会話で使うと、怪訝な顔をするのがうちの夫です。念のため語源を調べておきましょう。笑
resourceの語源はラテン語の「resurgere:よみがえる」らしい。
ではresurgereは何かと言うと、
re: 再び
オッケー。なんか繰り返してるのね。繰り返す系にreがついてるのはよくあるパターンです。
surgere:立ち上がる、源を発する
surgereは英語のsourceですね。立ち上がる、源を発する、から派生して「源・源泉」という名詞としての使われ方が定着してますね。情報ソースはどこだ?スパイ映画に出てきそう。ふむふむ。で、再び+立ち上がる=よみがえる=資源??
(なんか混乱してきた。はてなマーク発生)
- ソースとリソースの違い
では、sourceとREsourceの違いってなぁに、ですが、
一般的な和訳は
source: 出どころ、源、源泉
resource: 資源
調べると実は面白い違いがあるようです。
2つとも「はじまり」とか「もともとある何か」に関係しています。
でも、資源の前にはre がついている。
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(お調べタイム)
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はい、調べてみると、このreは、source(=もともとそこにあったもの)が、
誰かに価値を見出され、再度日の目を見るという意味での、re、
それを称して「よみがえる」なんですね。
これ、めちゃくちゃ深くないですか?
"誰か"、は自分、他人、国家、環境、いろいろあると思いますが、
とにかく何者かが、元からあるものの存在に気づいてスポットライトを当てて、
「これ、大事やん、使えるやん」となって「よみがえった」ものが「リソース」なんですね。
資源の代表、石油なんかもそうですよね。
元から何万年もそこにあった化石の残骸が地表から染み出しているのを、
古代の人が見つけて、「なんか使えそう」と色々やってみたのが今の石油の始まり。
はぁー!思わず膝を叩いてしまった!(私だけ?)
- 心理学の世界のリソースにはいろいろある
コーチングや心理学でよく出る「強み」もリソースの一つですよねー
でも、強みっていう言い方は、ちょっと特別感があります。
あからさまに武器になりそうな、性格上の特性とか特技とか。
熱心、几帳面、粘り強い、など。足が早いとか計算が得意とか。
ただ、「リソース」はそういった自分の内側にあるものや、
特別なものだけを指すのではないそうです。
【今、そこにあるもの】
全てを包含する、かなり広義なものですね。
例えば、私が持っているリソースって、こんなにたくさんあります。
【内的なもの:内側から沸きおこってくるもの】
- 心理学に興味がある
- コーチングに興味がある
- 学ぶことが好き
- 知ることが好き
- 人が好き
- 交流が好き
- 試してみるのが好き
- 「場」が好き
- 話を聞くのが好き
- 人のバックグラウンドを知るのが好き
- アイデアを出すのが好き
あれ、なんか「好き」ばっかり書いちゃいました。でも、得意、成功体験、他人からよく褒められることなんかも「内的リソース」に入るらしい。
【外的なもの:私を取り巻くもの】
- タウンハウスに住んでいる
- 海外に住んでいる
- 海や山が近い
- 家族がいる
- 子供がいる
- 子供が小学生である
- 夫がいる
環境的なことだけでなく、物質的なこと、対外的なこと、過去の経験も全部リソースといえますから、
- 日本人である(日本の暮らしを知っている)
- アメリカ暮らしの経験がある
- 異文化子育ての経験がある
- 引越し回数が多い
- 家族が仲良し
- 優しいお隣さんがいる
- パソコンがある
- パソコンの使い方を知っている
- 携帯を持ってる
- 家に庭がある
- 電話できる両親がいる
- 両親が健康である
- 妹がいる
- 妹と仲が良い
もう、あげるとキリがない笑。
「リソースは何があるかな?」と意識する生活は、自分の中にもともとあるものを再発見する生活ですね。そして、「リソース」の考え方は、自分の弱みも強みにできるし、過去の辛かったことも意味合いを変えて価値を生み出しちゃう、すごいコンセプトだなと思います。
例えば私は、走るのがめっちゃ遅いんですが、
- 足が遅い
- 足が遅い人の気持ちがわかる
これめちゃくちゃ大切なリソースよ?
あーよかった、足おそで。全国の足おそで悩む人たちに100パー共感できますもん。
あ、例えば、これは私が大好きな本「ピンチ!それはチャンス!」からの引用ですが、
- 人前で、おならをしたことがある
このとてつもなく恥ずかしい経験は、「今後ちょっとやそっとの出来事は、恥ずかしいとは思わない」、通称「もう恥ずかしくない券」と同等の価値があります。
ほら、辛かった経験が、リソースの観点から見ると、「今後の糧」になったでしょ?笑
というわけで、リソース。(←出たー!無理やり話を戻した)
- 語源
- 内的なもの
- 外的なもの
- その他(弱みや過去の辛かったこともリソースになる)
ここら辺について書いてみました。
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